2015-09-22
■ [ポロリ][米魂]参加しました(その2)
http://esfe.g.hatena.ne.jp/shichiri/20150908/
の続きです。
星雲賞 ミキシング・リターンマッチ 最強はこれだ!
ビブリオバトル形式で本を紹介、参加者投票でチャンプ本を決める、というプログラム。こちらにバトラーとして参加しました。
エントリーされているのは本年の星雲賞参考候補作(日本長編部門・海外長編部門)から選りすぐりの5作品(星雲賞の受賞作含む)。私がご紹介したのは海外長編部門の参考候補作『図書室の魔法』です。

- 作者: ジョー・ウォルトン,松尾たいこ,茂木健
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2014/04/27
- メディア: 文庫
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図書館関係者は読んでねという業務連絡と、語り手でもある主人公が読書(とくにSF!)が好きなので応援したくなるということと、登場する本のリストがあるので役に立ちそうということ、そのあたりをお話ししました。ら!なんと参加者の投票(挙手、だったみたいです。バトラーは集計中は目をつぶっていましたから)で、チャンピオンに選ばれました!わー、うれしい~!「ホーム」の本(私、心は図書館関係者ですので)、「ホーム」の参加者・場所(本好きに親近感をおぼえるSF大会)、ほどよい時間帯(2日めの1コマめ、発表順もまんなかという“あったまった”状態)という幸運が重なったのが大きいと思います。
記念品の盾をネギマンさんから授与されました。クリスタルの内側にヨネッギー一家が掘られているデザイン。(ディーラーズルームでご一家と写真が撮れました)
実は、反省点がいろいろあります。少女の日記文学なら『あしながおじさん』を例に出したほうが(学校ものだし)近いかな、1979年のワールドコンの愛称を調べておけば良かったなあ、って何て言うんだっけ、1979年くらいの図書館事情(英国も日本も)ってどうだったのか質問に(自信を持って)答えられたら良かったなあ、著者既刊のの《ファージング》シリーズも紹介したかったし、と、まあ、いろいろ。うーん、時間配分が難しいです、どうしても。
残念だったのが、その後ディーラーズの書店では『図書室の魔法』が売り切れていたこと。隣に受賞の盾を飾ったら、売れるんじゃない、と思ったのですが。