碧翠記 このページをアンテナに追加

2007-08-16 (木)富士山の『ふ』

昭和16(1941)年12月2日、一通の暗号電文が発せられた。

発したのは海軍軍令部、宛先は海軍機動部隊。司令長官海軍中将南雲忠一、参謀長海軍少将草鹿龍之介、旗艦は航空母艦赤城。電文は「ニイタカノボレ一二〇八」。

有名な真珠湾攻撃命令である。

ちなみに、この電文自体が暗号なのではなく、打電された信号乱数処理されていた。

また、攻撃中止命令は「ツクバヤマハレ」であった。

このニイタカヤマ(新高山)は、当時の日本最高峰である。日本台湾にある山で、標高は3,952m。現在では、日本統治以前の名前である玉山(ユイシャン)に戻されている。

つまり、一時期富士山は『日本一の山』ではなかったことがあるわけだ。